Our Story

日本と世界の陸上界に貢献したい

初めまして。マロン・アジィズ航太と申します。こう見えて、青森県出身、青森育ちの31歳です。現在はオーストラリアのバイロンベイに移住し、国内外のアスリートのサポートする事業をしています。

僕の人生のほとんどは陸上でした。小学5年生から陸上を始め、実業団選手になり25歳で引退するまで14年間、たくさんの人に出会い、たくさんインスパイアされ、現在はオーストラリアのバイロンベイに移住しています(めちゃくちゃ詳しいとこ省きましたが、このブログを書きながら少しずつ話していきたいと思います笑)。

さて、なぜ今回World Running News™️をはじめたかというと、お世話になった陸上競技に何か貢献できる事をしたいと思ったからです。

私は、日本で育ち、陸上をはじめ、実業団選手となり、日本選手権を走るまで陸上競技を続けました。その後、メルボルンでのコーチング留学を経て、東京のランニングクラブのコーチや、トップアスリートのトレーナーをしてきました。ですが、自分の選手時代の経験、留学の経験、そして現在海外移住等を振り返ってみると、僕にとって常識だと思っていたことは、必ずしも常識ではなくて、むしろ非常識だったなと考えています。現在までに、たくさんのご縁をいただき、たくさんの人やその考えに触れ、(特に、もともと津軽弁しか話せなかった私がw)英語を読んだり話したりできるようになって知る事ができたことは、たくさんの学びをくれました。

常識は非常識なこともある

この「常識だと思っていたことが非常識だった」というような情報や知識は、(僕がそうだったように)それを常識だと思っているかもしれない日本の皆さんにシェアできたらと考えました。どちらが優れているとジャッジするつもりはありませんが、少しでも皆さんの陸上競技にとって、参考になれればと思っています。

WORLD RUNNING NEWS™️では、選手の育成や、トレーニングに関する考え方、栄養学やパフォーマンスに関する研究成果など、私が興味を持っていることをご紹介していこうと考えています。ランニングについて、私たちが普段触れたり調べたり聞き取ったりしている情報を、日本語でお伝えしていきます。高橋も書いていますが、特定の視点にとらわれずにとは考えていますが、私たちが良いと考えるものに偏ってしまうことがあるかもしれません。こちらについては、どうか温かく見守っていただければと思います。

起業家であり、コンピューターサイエンティストである高橋の視点と比べて、私は陸上業界に長くいて、実業団選手から、コーチ、トレーナーとして指導者も経験した立場から、さまざまな情報や知識を提供できたらと思っています。

現在は日本国外に移住をした身ではありますが、私を育ててくれた日本の陸上界に、少しでも貢献できればと考えています。不慣れではありますが、自分らしく定期的に投稿していきますので、どうぞよろしくお願いいたします。記事の内容へのご意見や、取り上げてほしい情報等、なんでもお気軽にお問い合わせください。私たちへの叱咤激励も大歓迎です(私は体育会出身で強いご指導にも、理不尽に慣れています)。

Peace out ✌️🏾

バイロンベイにて
WORLD RUNNING NEWS™️ マロン・航太・アズィズ @mak0439, Oneness

未知を検証して、自分のものにする

初めまして。高橋雄介と申します。ランニング歴は4年ほどで、主に100マイルのウルトラトレイルのレースに参戦しています。陸上はマロンにコーチをしてもらうようになってからなので2年ほどです。

僕は、日本でコンピューターサイエンスの学位を取得後、東京での起業を経て、シリコンバレーで起業しました。当時は、右も左も分からない中での挑戦でした…と続きそうなところですが、実際には、1社目の起業時から、シリコンバレーでの起業について、当時の株主や専門メディアのジャーナリストの方々から良いご縁をいただいたり、英語で書かれた現地の情報に直接触れたりするなど、僕にとっては情報格差やディスアドバンテージというものは基本的にない状態で渡米することができました。

これは、僕にとっては非常にシンプルな話であり、すでに書いた通り、シリコンバレーにおける僕の欲しい情報について、(1)現地の素晴らしい皆さんとのご縁がすでに多少あって相談ができたことと、(2)現地から英語で発信される情報や知見を直接読んだり、(YouTube等を)観たりしていたから可能だったのだと考えています。もちろん、本当に良いご縁に恵まれたことや、何としても現地で成功したいという思いがあって、さらに、両親に教えてもらったことを皆さんに評価して頂けたこともあります(ちゃんと挨拶する、お礼する、人を大事にする等)。 

話は変わりますが、僕は、現在趣味で100マイルのウルトラトレイルのレースに参戦しています。20~40時間程度をかけて170km前後を走る、山岳マラソンの競技です。この競技を始めたのは3年ほど前ですが、比較的新しい競技種目であることもあって、レースの情報やトレーニング手法、理論、関連する栄養学や生理学の知見など、これらのほとんどの情報をまとめて獲得する方法がなく、断片的な情報を繋ぎ合わせたり、レース会場で入賞者と仲良くなって話しかけて質問したり、海外発祥の競技であるために主に英語で書かれた情報や書籍を見つけては読みふけっていました(そして、その後、必ず自分の体で実証実験をして、自分にとって有用かどうか評価してきました)。

早く知っていれば、人生が変わっていた

一定の練習量をこなすようになって、伸び悩んでいいた3年前から米国クロスカントリー代表だったWynstoneにコーチをしてもらうようになり、その後彼の転職に伴い、Two Lapsのコーチを歴任した後にDeportare Clubで僕のパーソナルトレーナーをしてくれていたマロンにランニングコーチも依頼しました(ビール好きでもあり、意気投合しました)。そして、ご縁のあったトライアスロン日本代表だった大谷遼ちゃんのTRYING RUNNING CLUBの練習会に参加させていただいて、さまざまなドリル等からランニングエコノミーを学びました。さらに、練習をご一緒させていただいている猫ひろしさんや大角重人コーチ、ビール仲間の藤原新さんからも、たくさんのことを教えてもらうことができました。幼い頃にサッカーをやっていた頃から、陸上業界の方から走り方を教えてもらえていたら、サッカーでも、他の競技でも、もっと成功していたのではないかと、後悔しようのない後悔をしています。

これらの経験が教えてくれることは、良いご縁を得るべきで、英語で情報収集をするべきであると、いうことではありません。僕は偶然にも恵まれていましたが、これはすべての人にとって必ずしも簡単なことではないからです。世界には様々情報や知見があって、特定の地域やコミュニティに属していたり、単一の言語のみを使って生活していると(世界的にはこれは当たり前ではないと思います)、必ずしも必要な情報にアクセスできていない場合があるということです。そして、(サッカー部にいた僕が陸上のトレーニングを知らなかったように)知らないから価値がわからないということもあるかと思います。

WORLD RUNNING NEWS™️では、ランニングについて、僕らが普段、日本語以外の言語や、日本以外の地域、コミュニティにおいて触れたり調べたり聞き取ったりしている情報を、日本語でお伝えしていきます。科学者として、起業家として、僕は常に好奇心の塊でしたが、せっかく知ったことは皆さんと共有して喜んでもらうと、より幸せです。そして、僕のような後悔もしてほしくないと思っています。マロンも書いていますが、特定の視点にとらわれずにとは考えていますが、僕らが良いと考えるものに偏ってしまうことがあるかもしれません。こちらについては、どうか温かく見守っていただければと思います。

陸上業界出身で、実業団選手、指導者も経験しているマロンと較べて、僕は陸上初心者の観点から有益と思う情報を共有させていただければと思っています。起業家であり、科学者でもあるので、そう言った観点でさまざまな情報や知見の評価もできたらと思っています。

記事の内容へのご意見や、取り上げてほしい情報等、なんでもお気軽にお問い合わせください。僕らへの叱咤激励も大歓迎です(私も体育会出身で強いご指導にも、理不尽に慣れています)。

東京にて
WORLD RUNNING NEWS™️ 高橋雄介 博士 @aerodynamic